2012 · 02 · 21 (Tue) 11:14 ✎
前回の実験でアブソリュートHIDの消費電力があまりにも多く
納得ができないので、再検証をしてみました。
前回は、バッテリーを補助電源として定電圧定電流電源装置に
並列に繋げていましたが、これが失敗のもと。
バッテリーより電源装置の電圧を高めに設定していたので、
電流がバッテリーにも流れ充電状態・・・
電気が余計に流れて当たり前でした。(>_<)
中華製HIDの計測のとき電流値が低くなったのは、
バッテリーも満充電状態になったためでしょう。
ということに気づき、いてもたってもいられなくなって
再び、実験開始です。(^-^;)
最初の光が安定するまではバッテリーを補助として繋ぎ、
計測時はバッテリーを切り離し、電源装置オンリーで調べました。
アブソリュート製
電圧13Vで3.4A
13×3.4=44.2W
電圧13Vで2.9A
13×2.9=37.7W
H7 55Wハロゲン
電圧13Vで4.4A
13×4.4=57.2W
HIDはアブソリュート製、中華製とも、電圧を下げると電流が上がり
電圧を上げると電流が下がります。バラストがちゃんと機能しています。
消費電力(ワット)を一定にして、光が明るくなったり暗くなったりするのを
無くしているのですね。中華製はチラチラしていますが。(^-^;)
ハロゲンは、電圧を下げると電流も下がり、電圧を上げると電流も上がります。
電圧で明るさをコントロールできます。
アブソリュート製 44.2W・・・バーナー35W+バラストで9.2W
中華製 37.7W・・・バーナー35Wであれば+バラスト2.7W
バラストの消費電力はもっと多いと思うので
バーナーは35Wより小さいでしょう。
暗く感じたわけです。
ハロゲン 57.2W・・・ズバリそのままです。
再実験した結果、納得できる値が出たのでスッキリしました。(^-^)